「実家を相続したくない」神奈川での不動産処分3つの方法
- 誠 大石
- 4月6日
- 読了時間: 18分
更新日:4月18日
【この記事で書いていること】
「実家を相続したくない…」そんなふうに感じていませんか?
思い出が詰まった家だからこそ、手放すことに迷いや葛藤があるのは自然なこと。でも、現実的には管理や税金の負担がのしかかり、放置すればトラブルになる可能性も。
本記事では、神奈川県・横浜エリアを中心に、実家を相続したくない場合に考えられる3つの処分方法(売却・相続放棄・寄付)を、弁護士の視点からわかりやすく解説します。感情と現実の両面に寄り添いながら、後悔のない選択をサポートします。
相続したくない実家が増えている背景とは?
「親が住んでいた実家、正直いらないかも…」そんなふうに感じたことはありませんか?
神奈川県、特に横浜のような都市部では、核家族化や高齢化が進み、相続にまつわる悩みも多様化しています。中でも最近よく耳にするのが、「実家を相続したくない」「できれば関わりたくない」という声です。
実際に、2025年に行われた意識調査(AlbaLink調査)によると、「親から相続したくないもの」の第1位はダントツで不動産(54.4%)。
理由としては「田畑や山の管理が大変」「遠方に住んでいて通えない」「固定資産税の負担が大きい」など、現実的な問題が挙げられています。
また、相続したいものの第1位は「お金」、対して「不動産」は「資産価値があれば相続したい」という限定的な意見が多く、「すべての不動産が歓迎されているわけではない」というのが実情です。
とはいえ、親が長年住んできた家には、思い出も感情もたくさん詰まっているもの。頭では「処分したほうがいい」とわかっていても、いざとなると踏み切れないという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな悩みを抱える方に向けて、横浜をはじめとした神奈川で「実家を相続したくない」と感じたときの具体的な処分方法を、弁護士の視点から3つご紹介します。感情にも現実にも寄り添うアドバイスを心がけていますので、ぜひ最後までお読みください。
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神奈川での「実家を相続したくない」主な理由と現実的なリスク
「実家を相続したくない」と感じる理由は、人それぞれ。でも、神奈川県にお住まいの方からよく聞くのは、次のような現実的な悩みです。
■ 固定資産税や維持費の負担が大きい
たとえ築年数が経っていて、もう誰も住んでいなくても、土地と建物がある限り、毎年かかってくるのが固定資産税です。
神奈川県は地価も高めな地域が多いため、思っているよりも税金の負担が大きいと感じる方も少なくありません。
さらに、庭の手入れや建物の老朽化対策、定期的な換気や掃除…と、空き家を維持するだけでもそれなりのコストと手間がかかります。
■ 住んでいる場所が遠く、管理ができない
「実家は神奈川だけど、自分は関西に住んでいる」というようなケースもよくあります。この場合、定期的に様子を見に行くのが難しいうえ、ちょっとした修繕やトラブル対応にも時間とお金がかかります。
とくに仕事や育児で忙しい方にとっては、「遠方にある空き家の世話をするなんて現実的じゃない」というのが正直な気持ちではないでしょうか。
■ 「特定空き家」指定のリスクも
もし実家が空き家になったまま放置されていると、「特定空き家」に指定される可能性があります。これは、倒壊の危険があったり、景観を損ねたりして周囲に悪影響を与えるような状態の空き家のこと。
横浜市や川崎市などの都市部では、この「空き家対策」がどんどん強化されており、改善命令が出されることも。命令に従わなかった場合は、固定資産税の優遇が解除されたり、最悪の場合は行政代執行(強制解体)になるケースもあります。
■ 思い出が重くのしかかる“感情面”の負担
また、忘れてはならないのが「感情的な負担」です。親が住んでいた家には思い出が詰まっているぶん、処分すること自体に罪悪感を感じてしまうこともあります。
「親に申し訳ない気がする」「兄弟で意見が分かれて揉めそう」など、気持ちの整理がつかないまま放置してしまい、結果として問題が大きくなることもあるんです。
こうした理由から、実家の相続や処分に関して「どうしたらいいか分からない」と悩む方が年々増えています。
でも、しっかりと手順を踏めば、感情にも現実にも折り合いをつけて前に進むことは十分に可能です。
横浜で実家を相続したくないときの3つの不動産処分方法
方法① 売却(仲介と買取の違い・横浜の不動産市場)
「相続した実家、もう住まないし、持っていても負担がかかるだけ…」そんなとき、まず多くの方が考えるのが「売却」です。手放すことで固定資産税の負担から解放され、現金化できるのは大きなメリットですね。
でも、ひとくちに“売る”といっても、方法には主に2つあるんです。それが「仲介」と「買取」の違い。横浜の不動産市場事情もあわせて見ていきましょう。
■ 仲介:時間はかかるが、高く売れる可能性も
「仲介」とは、不動産会社にお願いして買主を探してもらう方法です。いわば“通常の売却”で、時間がかかることもありますが、市場価格に近い金額で売れる可能性があります。
横浜市内でも、駅近や人気エリア(たとえば横浜駅、関内、桜木町、みなとみらいなど)であれば、リフォーム次第でかなり良い条件で売れることもあるんですよ。
ただし、買い手が見つかるまでに時間がかかる場合もありますし、古家付きの土地だと「更地にしてからでないと売れにくい」なんてことも。リフォーム費や解体費がかかる可能性もあるため、事前にしっかりと見積もりをとるのがポイントです。
■ 買取:スピード重視で早く手放したい方におすすめ
「すぐにでも手放したい」「相続放棄の期限も迫っている」そんなときには、「不動産買取業者に直接買い取ってもらう」という選択肢もあります。
仲介よりも価格は安くなる傾向がありますが、スピーディーに現金化できるというメリットがあります。手続きもシンプルで、面倒な内覧対応なども必要ありません。
横浜市内にも地域に詳しい買取業者は多く存在しており、たとえば「老朽化が進んだ家」や「再建築不可物件」など、売りにくい物件でも相談にのってくれる業者もありますよ。
■ 売却する前に確認しておくべきこと
売却を検討する際には、以下のような点もチェックしておくと安心です:
不動産の名義(名義変更の手続きが必要)
境界線の確定や測量
固定資産評価額や現在の相場
兄弟姉妹など他の相続人との合意
また、売却益が出た場合には譲渡所得税が発生する可能性もあるため、税務面も含めて弁護士や税理士などの専門家と一緒に進めるのが安心です。
■ 横浜ならではの注意点も
横浜のような都市部では、エリアによって価格差が非常に大きいです。たとえば、「坂が多くアクセスしづらいエリア」は買い手が見つかりにくかったり、逆に再開発が進んでいるエリアでは思いのほか高値で売れる可能性も。
不動産会社を選ぶときは、横浜市内の地元事情に詳しいところを選ぶとスムーズですよ。
売却は、実家を手放すうえでとても現実的で前向きな選択肢です。次は、もっと根本的に「相続そのものを放棄する」という選択肢について見ていきましょう。
方法② 相続放棄(弁護士が解説する手続きの流れと注意点)
「もう実家は管理できないし、いっそ相続しないという選択もあり?」はい、実はそれも立派な方法の一つなんです。それが**「相続放棄」**という手続き。
聞いたことがあっても、「なんとなく難しそう」「どんなリスクがあるの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、弁護士の立場からわかりやすく解説していきます。
■ 相続放棄とは?
相続放棄とは、親が亡くなった後に「自分は相続人としての権利を放棄します」と家庭裁判所に申し出る手続きです。
これを行えば、実家の不動産を含むすべての相続財産(プラスの財産もマイナスの借金も)を一切受け取らなくて済みます。
つまり、実家の管理や処分に関わる責任も放棄できるというわけです。
■ 相続放棄の流れ(ざっくり3ステップ)
親の死亡を知ってから3か月以内に手続き開始
「自己のために相続があったことを知った時」から3か月が期限です。
この期間を「熟慮期間」と呼びます。
必要書類を集めて家庭裁判所に提出
申立書、戸籍謄本、財産目録などが必要になります。
書類の書き方や提出先は弁護士に相談するのがスムーズです。
裁判所からの通知で完了
申立てが受理されると、正式に「相続人ではない」という扱いになります。
■ 相続放棄の注意点
ここで気をつけていただきたいのは、以下のような点です:
✅ 3か月を過ぎると放棄できなくなることがある → 財産を一部でも使ってしまうと「相続を受けた」と見なされる可能性も。
✅ 相続放棄しても、次の相続人に責任が回る → たとえば、自分が放棄すると次は兄弟や甥姪が相続人になります。 → 結果的に家族内でもめてしまうことも…。
✅ 固定資産税や管理責任から逃れられるのは放棄後から → それまでの期間に発生したものは、実は一部負担が残るケースもあります。
■ 弁護士に相談するメリット
相続放棄は、書類さえ出せばOK…という単純な手続きではありません。実家の不動産以外にも借金や保証人などが絡んでくることもあり、リスクを正しく判断したうえで進めることが大切です。
弁護士に相談すれば、次のようなサポートが受けられます:
家庭裁判所への申立て書類の作成代行
財産調査の支援(不動産、預金、借金など)
他の相続人との関係整理、説明のフォロー
特に「実家の処分をどうするか迷っている」という段階であれば、放棄する前に一度ご相談いただくのが安心です。
方法③ 寄付・無償譲渡(自治体・法人への活用)
「売れないし、相続放棄も難しい…。そんなとき、どうしたら?」そんな方に知っておいていただきたいのが、「寄付」や「無償譲渡」という方法です。
聞き慣れないかもしれませんが、これは不動産をお金に換えずに、誰かに“引き取ってもらう”方法のこと。実は、相続したくない実家の処分手段として注目されつつあるんですよ。
■ NPO法人や地域団体への無償譲渡
「寄付」と似た方法として、NPO法人や地域団体、福祉法人などに“無償で譲渡”するという選択肢もあります。
近年では、「地域活性化」や「空き家再生」を目的とする団体が、古民家や空き家を再利用する活動を行っているケースも。
特に、神奈川県内でも、
アートスペースやコワーキングスペースとしてリノベーション
子ども食堂やコミュニティセンターに再活用など、ユニークな取り組みが増えているんです。
ただし、ここでも条件によっては受け取ってもらえない場合があるので、事前に「譲渡費用」「名義変更」「修繕の必要性」などを明確にしたうえで交渉する必要があります。
■ 不動産会社に「無償譲渡」を持ちかけるケースも
近年では、不動産会社や空き家専門業者に「0円でいいので引き取ってほしい」と依頼するケースも増えています。いわゆる“0円物件”というやつですね。
横浜周辺でも「空き家バンク」や「空き家活用マッチングサイト」などに登録することで、意外と早く引き取り手が見つかる場合もあります。
もちろん、解体費や整地費用をこちらが負担する必要が出てくることもありますが、それでも「固定資産税の負担から解放される」と考えれば、前向きな選択かもしれません。
■ 「寄付や譲渡も難しい…」と感じたら
ここまでご紹介した3つの方法、それぞれにメリット・デメリットがありますが、特に「寄付・譲渡」は交渉や条件調整が必要なぶん、専門家のサポートがあると安心です。
弁護士であれば、
名義や権利関係の調整
契約書の作成
必要書類の整備や相手方とのやりとり
など、スムーズに進めるためのサポートが可能です。
「なんとか手放したいけど、どう進めていいか分からない…」そんなときは、遠慮なくご相談くださいね。
弁護士が教える|感情と法的手続きを整理するポイント
実家を相続するかどうか——それは「財産」としての話だけではなく、家族の思い出や感情が強く関わってくる、とても繊細なテーマです。
「親には悪い気がするけど、現実的に無理かも…」「兄弟で意見が合わなくて、話し合いにならない…」
そんなモヤモヤした気持ちを抱えながら、相続のことを考えている方は、本当にたくさんいらっしゃいます。
だからこそ、感情と現実をしっかり“整理”して、後悔のない選択ができるようにすることが大切なんです。
■ 感情面の整理:親との思い出と向き合う時間を持つ
「思い出の家を手放すなんて親不孝かも…」と思ってしまうのは、ある意味とても自然なことです。
でも、ここで大切なのは、「親が本当に望んでいたことは何か?」を一度冷静に考えてみること。
例えば、
子どもたちに負担をかけたくない
財産で揉めてほしくない
管理が大変な家よりも、思い出を大切にしてほしい
そんなふうに思っていた親御さんも多いはずです。
だから、感情を無視して無理に手続きを進めるのではなく、心の整理と向き合う時間を少しだけとることが、前向きな一歩につながるのです。
■ 話し合いが大切!親子・兄弟間のコミュニケーション
実家の相続は、あなた一人で抱え込む問題ではありません。
とくに兄弟姉妹がいる場合、それぞれ立場や考え方が違うことも。そんなときにこそ大事なのが、「早めの話し合い」です。
できれば、
親が元気なうちに
できるだけ感情的にならずに
家族全体の未来を見据えて
話せる場をつくることが理想です。
「ちょっと重いテーマかも」と感じるかもしれませんが、実は生前のうちに家族で話しておくことが、相続トラブルを防ぐ最大のポイントなんですよ。
■ 法的な準備もあわせて進めると安心
感情面を整理したら、次は現実的な手続きの準備も進めていきましょう。
特に大切なのは、
✅ 遺言書の有無を確認する(または作成してもらう)
✅ 名義や登記、ローンなどの状況を把握する
✅ 家族間で財産の分け方に合意を取っておく
これらを早めに確認しておけば、亡くなった後の手続きがぐっとスムーズになり、争いや混乱を防ぐことができます。
■ 弁護士に相談することで、心も手続きもスッキリ
「手続きのことを誰に聞けばいいか分からない」「兄弟で話が進まない…」「そもそも何から始めていいか分からない」
そんなときは、弁護士に相談するのがいちばん安心です。
法律の視点でアドバイスができるだけでなく、家族間の橋渡し役として、感情面も汲み取りながら対応できるのが、私たち法律家の強みです。
実家の相続は、人生の中でもとても大きな出来事。ひとりで悩まず、誰かに話すことから、ぜひ始めてみてくださいね。
横浜の事例紹介|実家相続を避けてスムーズに処分したケース
「理屈では分かっていても、実際にどう進めたらいいのか不安…」そんな声にお応えするために、ここでは横浜エリアで実家の相続・処分を円満に進めた事例をいくつかご紹介します。
実際にあったケースから、ヒントを見つけていただけたら嬉しいです。
■ ケース①:兄弟で協力して“早めの売却”を実現
依頼者は横浜市港南区在住の50代女性。数年前にご両親が亡くなり、実家(築40年の木造一戸建て)を相続することに。
ただ、兄弟3人それぞれが遠方に住んでおり、「誰も住む予定がない」「維持管理が大変」と、悩んだ末に売却を検討されました。
このケースでよかったのは、
相続発生前から家族で“実家の今後”について話し合っていたこと
遺言書で「平等に分ける」意向が明確だったこと
相続人全員が早い段階で同意し、弁護士が入って名義変更や不動産会社との連携もスムーズに対応。結果として、6か月以内に売却が成立し、兄弟それぞれが現金で取り分を得る形となりました。
「感情的な揉め事もなくてホッとした」と、後日感謝の言葉をいただきました。
■ ケース②:相続放棄で“負担ゼロ”を選んだ60代男性
こちらは横浜市青葉区にある古い実家についての相談でした。依頼者の男性は「すでに持ち家もあり、二軒目は不要」「親の残した借金も気になる」という理由で相続放棄を希望。
最初は手続きが不安とのことでしたが、弁護士がサポートに入り、相続発生から1か月以内に放棄の申立てを行いました。
結果として、
不動産も借金も一切受け継がずに済み、精神的な負担も軽減
次順位の相続人(弟)には弁護士から丁寧に説明を行い、トラブルも回避
「知らずに相続していたら、後で大変なことになっていたかもしれない」と、安堵の声をいただきました。
■ ケース③:活用団体への譲渡で再出発した“空き家”
築50年以上、横浜市鶴見区の実家を相続した40代ご夫婦のケースです。「売れそうにない」「でも、壊すにはお金がかかる…」という状況で困り果てていたところ、地域の空き家活用NPO団体に相談。
結果的に、
家をコミュニティスペースとして再利用してもらえることに
譲渡契約書などは弁護士が作成し、スムーズな名義変更も実現
家が活用され、地域に貢献できたという“前向きな気持ち”が得られた
「手放すことに後ろめたさがあったけれど、地域の役に立ててうれしい」と、非常に満足されていました。
■ まとめ:一人で悩まず、相談することが成功のカギ
これらの事例に共通しているのは、
✅ 早めに動いたこと
✅ 家族ときちんと話し合ったこと
✅ 弁護士など専門家の力を借りたこと
相続や不動産の問題は、一人で悩んでいるとどんどん複雑に見えてしまいます。でも、一歩踏み出すことで、現実的かつ感情にも配慮した解決が見つかるものです。
まとめ|神奈川で「実家を相続したくない」なら早めの準備を
ここまで、「実家を相続したくない」と感じたときの対応方法について、横浜を中心とした神奈川県内の事情や、具体的な処分方法を交えてご紹介してきました。
同じような悩みを持っている方は、本当にたくさんいらっしゃいます。だからこそ、声を大にしてお伝えしたいのは…
✅ 「実家を相続したくない」と思うことは、決して珍しいことではありません。
そしてその理由も、「遠方に住んでいる」「管理ができない」「感情の整理がつかない」など、誰にとっても起こりうる現実的なことばかりです。
■ 放置すると「大きな負担」に変わることも…
しかし、「なんとなく面倒で…」とそのままにしておくと、実家の固定資産税や老朽化による倒壊リスク、近隣トラブルなど、想像以上の負担がのしかかってくる可能性もあります。
特に横浜市などの都市部では、「特定空き家」に指定されると税制上の優遇が打ち切られたり、行政から改善命令が出ることも。
実家というのは、「資産」であると同時に「責任」でもあるんです。
■ だからこそ、“今”が考えどき
この記事をここまで読んでくださったということは、すでに「なんとかしなきゃ」と思っておられるはず。
それなら、今このタイミングが、最初の一歩を踏み出すチャンスです。
家族と一度、実家の今後について話してみる
実家の状態を確認してみる
専門家に相談してみる
こうした小さなアクションの積み重ねが、将来の安心に確実につながっていきます。
■ 弁護士にできること
「相続放棄って、あとから撤回できるの?」「兄弟でもめているけど、話し合いができない…」「売れない家でも、どうにかなるの?」
そんな疑問や不安を感じたときこそ、法律のプロである弁護士の出番です。
私たちは、法律的な手続きをサポートするのはもちろんのこと、感情の整理や家族間の調整など、目に見えない問題にも丁寧に寄り添うことができます。
実家は、思い出が詰まった大切な場所。だからこそ、どう向き合うかをきちんと考えることが、ご自身やご家族の未来を守る第一歩になります。
弁護士に相談する理由とお問い合わせ情報(神奈川エリア対応)
「誰に相談したらいいのか分からない…」「とりあえず調べてはみたけど、難しい言葉ばかりでよく分からない…」
相続や不動産の問題に直面したとき、そんなふうに感じて手が止まってしまう方が、とても多いんです。
でも、大丈夫です。弁護士は「何をしたらいいか分からない段階」からでも相談できる、あなたの“最初の相談相手”です。
■ 弁護士に相談することで得られる4つの安心
① 法律的に“正確な対応”ができる
相続は法律に基づいて進める手続き。感情だけでは解決できないことも多く、正確な知識と判断が必要です。
弁護士なら、
相続放棄の期限や条件
売却や譲渡に必要な手続き
トラブルのリスク回避
などを、法的根拠に基づいてサポートできます。
② 家族間のトラブルを予防・調整できる
「兄弟で意見が合わない」「親族からプレッシャーをかけられている」
そんなときこそ、第三者である弁護士の冷静な調整力が力を発揮します。
感情的な対立を避けながら、話し合いをスムーズに進めることで、家族関係を壊さずに問題を解決することが可能です。
③ 書類作成や手続き代行で“手間を減らせる”
相続放棄や名義変更、譲渡契約書など、必要な書類は多岐にわたります。
「何を出せばいいのか分からない」「忙しくて役所に行く暇がない」
そんな方でも、弁護士に依頼すれば一括で代行・サポートが可能です。忙しい日常の中でも、無理なく手続きを進めることができます。
④ 不安な気持ちにも“寄り添ってもらえる”
相続問題には、感情の揺れや迷いがつきもの。だからこそ、ただ法的なアドバイスをするだけでなく、気持ちの整理にも寄り添えるのが私たちの役割です。
「これでよかったんだ」と納得してもらえる選択を、一緒に探していきます。
■ 神奈川県・横浜エリアでのご相談について
当事務所では、神奈川県全域(横浜・川崎・藤沢・相模原など)からの相続相談に対応しています。ご来所でのご相談のほか、オンライン(Zoom等)にも対応可能です。
まずは以下のようなお悩みでも大丈夫です:
実家を相続するかどうか迷っている
兄弟と意見が合わず困っている
相続放棄の期限が迫っていて焦っている
売却・寄付・活用…どれが一番いいのか分からない
最後に
実家の相続は、人生の中でも大きな分岐点。悩んでいる方が、安心して前に進めるようにサポートすることが、私たち弁護士の使命です。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」そんなご相談こそ、大歓迎です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
以上、「実家を相続したくない」神奈川での不動産処分3つの方法でした!
弁護士 大石誠
横浜市中区日本大通17番地JPR横浜日本大通ビル10階 横浜平和法律事務所
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参考文献
